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2007 06,02 11:01 |
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種類:インディーズアルバム
発売されたばかりのニューアルバム。 アルバムを出すたびに新しく生まれ変わっていると言えるロストだけど、今回も今までとまったく違う、新たなロストがそこにはいた。 前回のアルバム『時計』を最後に、3人のメンバーのうちの1人、ギターの榎本聖貴さんが脱退していて、このアルバムからは正式メンバー2人だけという再出発。 正直言うと、僕は榎本さんのギターが大好きだったから、まだその脱退のショックから立ち直れずにいた。 新しいアルバムでは、今までベースヴォーカルだった海北さんがギターを弾いて歌っているんだけど、やっぱり前のアルバムと比べるとギターやベースの音に物足りなさを感じてしまうのは否めない。 それでも、このCDは聞く価値がある、とみんなに勧めたい。 1stアルバムの『冬空と君の手』で嘆いて叫んで、2nd『きのうのこと』で過去を過去として認識し、3rd『時計』で自らを肯定して前を向く準備が出来たLOST IN TIME。 4枚目の今回は、『さぁ、旅を始めよう』のタイトルどおり、歩き出すことを前面に押し出した楽曲たちだ。 すごく驚いたのは、1曲目の「旅立ち前夜」の歌詞。 頑張れよ 負けるなよ 歯を食いしばって 僕らは生きてる 振り向くな 前を向け 小さな命を 僕ら燃やしてる あのロストが、ついに「頑張れよ」という歌詞を書いたか、と感慨深い気分になった。 1stの頃では決して書けなかっただろう。そういった曲を聴くこと自体拒否したかもしれない。 「もう頑張れなんていわないでくれ。」そんな雰囲気さえ漂っていた彼らの歌。 それが、ついに自分で歌う時が来たのだ。 もちろん、彼らの歌う「頑張れよ」は世間に溢れている頑張れとはきっと違う。 まるで泣き叫ぶように、血を吐くように歌う「頑張れ」は、きっと自分に言い聞かせてるんだ。 頼むから、頑張ってくれ。 魂を震わせる彼らの決意が、聴くものの心を揺さぶる。 たとえそれが無力な綺麗事だと分かっていても。 それでも僕は歌が歌いたいよ。 このCDでロストが出したひとつの答えが、それなんだと思う。 PR |
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コメント |
こんばんわ。
mixiのロストのコミュから来ました。 ロストについて全く同じことを考えている人がいるなぁーと思ってついついこちらを覗いてしまいました。 「それでも僕は歌がうたいたい」って歌詞が私はダイスキです。 また覗きにきまーす。ではでは。 【2007/11/2300:03】||きみ#8d375dfaf3[ 編集する? ]
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≫まるで泣き叫ぶように、血を吐くように歌う「頑張れ」は、きっと自分に言い聞かせてるんだ。
≫頼むから、頑張ってくれ。 なんだか、喉でつっかえてたものがストン、と落ちた感じです。 そっかそっか…!! 勝手に納得しててすみません汗 ありがとうございました。 本の方でも興味あるのが結構あるので、読ませてもらいますね! 【2008/09/1412:53】||ゆうや#9915cb2e38[ 編集する? ]
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